This is the irregular series to
introduce common trees what can be seen at roadsides, gardens, etc.
in Yangon.
その5.
・Botanical name [学名]:Lagerstroemia speciosa
・Common name [通称]:オオバナサルスベリ、Giant crepe-myrtle, etc.
・Burmese name:
Pyinma(ピンマ)
・戸籍:在来 / ID:indigenous
・コツ&コネタ / Tip & Topic
花びらは大きく、英語名にあるとおり、ちりめん布やちりめん紙のように薄くてしわしわ。花の色は、一本の木の中にも紫から白まで現れる。
Petals are large. Thin petals are
crumpled like crepe cloth or crepe paper. Even one tree blooms various color
flowers from white to purple.
日本で植栽されているサルスベリの花とはサイズこそ違うものの、色や形はよく似ている。けれども、和名の由来ともなっている樹皮を見ると、オオバナサルスベリはごわごわで、サルスベリとは似ても似つかない。
ミャンマーには、まったく別種のミャウッチョー(Myauk-chaw)という名のイイギリ科の木が自生するが、ミャウッは「サル」、チョーは「滑る」で、直訳すると「猿滑り」となってしまう。実際、樹皮はつるつるで、サルの手のひら足のひらには引っかからないかもしれない。爪を立てられるネコ科ならなんとか登れるかもだが。
優秀な通訳の方でも、ご自身の専門外の分野のことでは、思わぬ誤訳、誤解になってしまうことがあるので、翻訳者も依頼者も、くれぐれもご注意を。
0 件のコメント:
コメントを投稿